2016年6月22日


現代法研究所叢書を刊行しました(2016年3月30日)

現代法研究所(中野プロジェクト、柳プロジェクト)での研究成果のまとめとして、叢書第40号「境界線の法と政治」、叢書第41号「金融商品取引法の新潮流」を刊行いたしました。


境界線の法と政治 (法政大学現代法研究所叢書40) 

 法律学・政治学において考察の前提であった「境界線」の意味を問い直す試み。国際法、政治理論、政治思想史の中堅・若手の研究者を中心とした共同研究の成果。「分かつ」と「つなげる」という相矛盾する機制をもつ「境界線」をめぐって、帝国、国際主義、原子力の平和利用、国家と市場、生産と労働、合法性と超法規性、合法性と違法性、分権と集権という視点から考察した論文集。


金融商品取引法の新潮流 (法政大学現代法研究所叢書 41) 

 証券市場の構造が劇的に変化し、高度かつ複雑な金融商品が登場する中、資本蓄積を進める一方で、どのように投資家・消費者を保護することができるのか。金融商品取引法、民法・消費者法、刑事法を専門とする気鋭の研究者・第一線で活躍の実務家が、比較法的に得られた知見や実務の運用を踏まえつつ、規制のあるべき方向性や姿を提示する共同研究の成果。